アフィリエイター原田陽平さんのこと【業界で評判だったトップランナーから学んだこと】
今回はいつもノウハウ記事ではなく、そもそも私がアフィリエイターとして大きな収入を得られるようになったときのことをご紹介します。
これからアフィリエイトを始めようと思っている人は、本当にアフィリエイトって稼げるの?と疑問を持っている人も多いと思います。
アフィリエイト開始当時、私も同じような疑問を持っていました。
アフィリエイトを始めてみたものの、数カ月間一生懸命取り組んでもうまくいかず、本当に稼げるようになるの?と悩んでいたころ、偶然知ったのが原田陽平(はらだようへい)さんです。
彼のアフィリエイトノウハウを知ったころから、私のアフィリエイトの取り組み方や得られる報酬がみるみるうちに変わっていきました。
アフィリエイトって本当に稼げるんだ!と実感できたことも、今現在アフィリエイトで多くの収入を得られるようになったのも原田陽平さんのおかげと言っても過言ではありません。
原田陽平さんを知る前のこと
アフィリエイトを始めて半年ほど経過したころ、数ヶ月で成果を出してやる!と意気込んで毎日来る日も来る日もアフィリエイトサイト作成に没頭していました。
何度徹夜したか、数え切れないほどです。
しかし、報酬はまったく得られず、6ヶ月間無給で働いているような状態でした。
「もう心が折れそうだ…」と挫折しかけていた頃、気分転換に出向いた書店で出会った本が、原田陽平さんの著書「スマホ1台で月100万円稼ぐ人になる!」でした。
当時、私は原田陽平さんのことを全く知りませんでしたが、書籍のタイトルに惹かれて購入。
この本との出会いが僕のアフィリエイターとしての運命を大きく変えてくれました。
原田陽平さんとはどんな人?
そもそも原田陽平さんとはどんな人なのかを、私が原田さんの書籍やブログで知った内容を簡単にご紹介しておきます。
原田さんは1981年生まれ愛媛県出身の方です。
アフィリエイターとして独立される前は、美容師をされていたそうです。
拘束時間が長いわりに安月給。
毎月、借金返済の悩みもあったそうです。
美容師の仕事において人間関係のストレスも感じていた頃、テレビで偶然見かけた番組で「アフィリエイター」という仕事で生計を立てている人を知ります。
私が原田さんの書籍を知ったときのように、原田さんも偶然見かけたテレビ番組との出会いが運命を変えたようです。
自分もアフィリエイターになってお金に困らない生活がしたい。という目標を掲げ、独学でアフィリエイトを実践されていきました。
原田陽平さんのこの時期のお話は、原田さんの初めての著書
「わずが90日でできるようになる!!副収入を毎月13万円稼ぎ続けるしくみ」
で、語られています。
毎日のようにネットカフェに通い、アフィリエイトサイト構築に励んだ結果、数ヶ月後には月10万円を稼げるように。
月収10万円を稼げるようになったことをきっかけに美容師を退職。
それから原田さんの快進撃が始まります。
原田陽平さんが月収100万円アフィリエイターになるまで
独学でアフィリエイトを実践されていた原田さんは、伸び悩んでいた時期があったそうです。
そんなときにネット上で知ったのが先輩アフィリエイターの存在。
その方が発信している情報を頼りに自分のサイトにも反映したところ、売上が一気にジャンプアップ。
月収100万円を超えるアフィリエイターへとステップアップされたそうです。
原田さんが「一人きりでアフィリエイトを実践していると限界が来る」と以前おっしゃっていたのは、ご自身のこの経験があるからなんだと思います。
アフィリエイトのノウハウを公開した「暴走マニュアル」が大ヒット
原田さんは、ご自身が高額なアフィリエイト収入を得られるようになったノウハウをマニュアル化。
当時、盛り上がりを見せていた「情報コンテンツ販売」に乗り出されます。
当時、パソコンサイトでのアフィリエイトは、古参アフィリエイターが牛耳っていたそうですが、携帯アフィリエイト市場はまだ未成熟の状態。
特にこの頃の携帯サイトは、検索エンジンでサイトを見つけるというよりは、ランキングサイトと呼ばれるサイトが多くのアクセス数を誇っていました。
原田さんはランキングサイトを攻略することで多くのアクセスを獲得。
この頃はまだ、ごくわずかな人しか携帯アフィリエイトで成果を出していなかった時期です。
原田さんが手掛けたこのマニュアルが登場したことをきっかけに、月に数十万、数百万円ものアフィリエイト報酬を獲得する人が続出。
こうしてアフィリエイターとしてだけでなく、原田さんはインフォプレナーとしても名を上げていきます。
当時の商品の販売ページは残っていないようですが、暴走マニュアルVer2の販売ページは今も公開されています。
アフィリエイト講師・原田陽平としての活躍
今や「伝説のアフィリエイト塾」と呼ばれている「アフィリネット起業塾」は、原田さんを含め3名のトップアフィリエイターが講師となり開講された塾です。
今はアフィリエイト塾やアフィリエイト講座は珍しいものではなくなりましたが、当時はかなり珍しかったのではないでしょうか。
過去の文献を探索すると、このアフィリネット起業塾は1期から3期までの塾生がおり、その後スマホが隆盛を極める頃に「最終期」としてアフィリネット起業塾ファイナルが開講されました。
塾生募集ページは現在の閲覧できます。
私が原田さんを知った頃にはもう開講されていなかったので通えてはいません。
1期から3期までだけでも、この塾に通った受講生は300名以上いるそうです。
塾生は当たり前のように月収10万円を達成し、月収100万円越えのアフィリエイターが頃ころいたそうです。
望んだ成果を達成した塾生があまりにも多かったこともあり、今も伝説のアフィリエイト塾と呼ばれています。
塾に通った塾生は法人化するまでの売上を獲得した人も多く、今ではSEO診断士という専門職に進んだ人もいるそうです。
こんな人たちがゴロゴロいる刺激的な塾なら私も通ってみたかった。
この塾に通っていたという方とお話したことがありますが、「塾生同士刺激し合うからモチベーションが高いんですよね」とおっしゃっていました。
「必要なノウハウは教えて貰えるから、自分が取り組むジャンルに転嫁して、とにかく手を動す」という具合に実践されていたそうです。
ネットビジネスやマインドセットを教える講座「維新プログラム」を開講
自身の会社でアフィリエイトをするだけでなく、情報起業家としての一面も持ち始めた原田さん。
次の展開は、アフィリエイトだけではなく、ネットビジネス全般を教える講座を開講されました。
原田さんだけでなく、井口晃さん、はらいかわてつやさんという講師3人で開講したプログムです。
このプログラムは、サイトアフィリエイトだけでなく、メルマガアフィリエイトや自身でコンテンツビジネスを展開する方法、さらにはより高いステージへいくためのマインドセットなども学べる講座です。
私個人は、原田さんを知った頃にはすでに終了していたので受講していませんが、受けてみたかったプログラムです。
広告主の広告を紹介するアフィリエイトだけで収入を得ていくだけでなく、自分のビジネスを持って収入を得ていくノウハウが公開されていたので、是非とも参加してみたかった。
アフィリエイトは、広告主に何千人もの顧客をつくるための仲介ビジネスでもあります。
ですが、自社の商品を販売するわけではないので、相当なビッグキーワードで1位を獲得しないと限界が見えてきます。
PPCなど、広告出稿して成約を獲得するアフィリエイトもありますが、やはり自分の商品やコンテンツを持って顧客に販売できるようになる方が利益率は高くなります。
顧客リストの重要性を理解しているからこそ、このようなプラグラムを開講したのかもしれません。
このプログラムは、当時まだ多くの人は知らなかったプロダクトローンチとしてマーケティング手法で展開され、話題となったそうです。
井口さんがマガジンハウスから出された著書の紹介ページにも「維新プログラム」について言及されています。
『7日間で人生を「進化」させる方法』 — 井口 晃 著 — マガジンハウスの本
なんと24時間で1億2000万円もの売上を叩き出したそうです。
それほどに効果のあるマーケティング手法を取り入れたことも、購入者にとっては参考になったのではないかと思います。
このプログラムが販売されて以降、同じようなマーケティング方法で商品販売する企業が非常に多くなったと言われています。
香港で現地法人モバイルコンサルティングリミテッドを設立。
3.11後、香港で会社を設立され、日本と海外を行き来する生活を始めた原田さん。
ここまでくると数年前までは月収十数万円だった時代の原田さんの話が嘘のような変化です。
アフィリエイトに出会う前の原田さんは、海外に法人を設立することなどきっと考えていなかったのではないでしょうか。
香港に住んでいても日本人を対象としたアフィリエイトサイトは制作できますし、日本に住むのと変わらない生活を実現できることもアフィリエイトというビジネスの素晴らしさだと教えてくれたように思います。
原田さんを知れば知るほどサクセスストーリーだなと感じます。
自分もゆくゆくは海外で生活したいと考えているのでとても参考になりました。
読者数8万人超。原田陽平デュエルライフアフィリエイターのメルマガ
パソコンとネット環境があれば仕事ができるアフィリエイターという仕事のメリットを活かし、旅をしながら仕事をする生活を始めた原田さん。
アジア圏だけでなく、欧州・南米・北米など様々な国を旅行しながらも仕事もこなす生活をされていました。
その様子は、原田陽平さんのアメブロに投稿されています。
【参考】年末年始にはバリ島へ行ってきました! | 原田陽平 公式ブログ
【参考】スペインのトマト祭りへ行ってきました! | 株式会社ネクスト出版-原田陽平【公式サイト】
海外を旅行している途中でも、メルマガを書いて配信するなら短い時間で仕事をこなせます。
サイトアフィリエイトは検索者を待つ「待ちのアフィリエイト」ですが、メルマガアフィリエイトなら告知したい内容を読者さんに配信する「攻めのアフィリエイト」です。
SEOのアルゴリズムが変わるたびにサイトアフィリエイトの売上は増減するものですが、メルマガアフィリエイトとサイトアフィリエイトの両輪でビジネスを展開すれば売上の安定化に繋がります。
サイトアフィリエイトだけを一生懸命取り組んでいると、それに気付かずに過ごしてしまうんですよね。
サイトアフィリエイトで訪問してくれるユーザーを自分のメルマガの読者さんになって貰えれば、そのユーザーさんとまた接点を持つことができます。
原田さんは早くからそれに気づいていたのか、10年以上前から数万人の読者がいるメルマガを発行されています。
トップに上り詰める人は、とにかく人より早く新しいことを実践しているんだなと納得させられます。
原田陽平さんのすべてが書かれたビジネスノウハウ本が刊行
2014年、原田さんは衝撃的なタイトルの書籍を発売されます。
「中卒、借金300万でも年収1億円 7年で12億稼いだ僕の成功法則」
という本です。
コンビニなどでも販売されるほどのヒット作だったようです。
確かにこのタイトルをコンビニで見かけたら気になっちゃいます。
私ももちろん拝読。
この本で、より原田さんの考え方を理解できたし、原田さんのビジネスへの考え方を学べました。
原田さんの経歴・歴史も知れましたし、稼ぎ続ける人間になるにはこんな考え方もあるんだ、とかなり勉強になりました。
PHP研究所から出版されるなんてすごいです。
【参考】中卒、借金300万でも年収1億円 | 原田陽平著 | 書籍 | PHP研究所
書籍「モチベーションアップAtoZ」を発売
2015年、原田さんには珍しくアフィリエイトとは違う本を発刊されました。
マインドセットに関する本です。
私もすぐに購入して拝読しました。
アフィリエイトサイトを作る作業はとにかく孤独な作業が多く、特に実践開始当初は報われないことばかりなので、もはや自分との戦いになってきます。
アフィリエイトで稼げなかったという人は、多くの場合、結果が出る前に辞めてしまった人だと思います。
ですが、辞めたくなる人の気持ちもわかります。遊びにいくのも我慢して来る日も来る日もサイトを作っているのに、なかなか成果が上がらない。
そんな生活を数ヶ月~1年も送っていれば、「アフィリエイトって稼げないんだ」とか「自分には向いていない」と判断してしまうものです。
私も完全にそうでした。
ですが、モチベーションを維持できればつらい時期も乗り越えられます。
この本はアフィリエイトに直接関係ないと思える言葉も、作業を進める際の力になってくれる言葉が数多くあります。
原田さんのメルマガの読者さんや生徒さんの中に、「結果が出ないうちに諦めてしまう」という人が多かったのかもしれません。
そんな人を導くために書かれたのかな?と私は勝手に考えています。
AirbnB(エアビー)でスーパーホストの称号を獲得。そして書籍発売
原田さんはアフィリエイトの傍ら、2016年にAirbnBのノウハウを詰め込んだ書籍を販売されました。
「100%得するAirbnb完全ガイド」という本です。
【参考】100%得するAirbnb完全ガイド | 原田陽平, 発行サンライズパブリッシング 発売星雲社
ちなみにAirbnb(エアビー)とは、アメリカ・サンフランシシコの会社が運営している民泊(バケーションレンタル)サービスです。
【公式サイト】https://www.airbnb.jp/
原田さんがこの書籍を発売されたとき、「アフィリエイトだけでなくエアビー事業もやってるの?」と驚きでした。
個人的にはアフィリエイトだけに集中して行きたかったので、私も参入しよう!とはなりませんでしたが、原田さんの書籍ということで購読。
私は当時、民泊というもの自体を知らなかったので民泊について知れましたし、アメリカではこんなに大きな市場規模があるのか…!と気付くきっかけにもなりました。
しかも原田さんは、提供する宿に高い評価をされなければ与えられない「スーパーホスト」にも認定されていました。
どんなビジネスをやっても実績を出すんだな。と驚かされました。
この頃から原田さんはアフィリエイトビジネスだけでなく、多角的にビジネスを展開していく実業家のイメージに近くなったように思います。
仮想通貨トレーダーとしても活躍
原田さんはビジネスや投資に関する情報のキャッチが早いと思います。
ビットコインが高騰して「億り人」が続出する前から、仮想通貨の将来性に注目していたように思います。
原田さんはここ数年、仮想通貨に関する情報を多く発信していて、私は原田さんのメルマガで知ったことがたくさんありました。
私は大きく投資することはできませんでしたが、原田さんがあるコインを推していた時期に購入したものは、今は倍以上の価値になりました。
原田さんは仮想通貨に関する有料コンテンツを販売されていますが、私は参加していないので内容はわかりません。
仮想通貨に本気で投資したり、IPO前のコインに大きく投資したりはしませんが、原田さんの仮想通貨トレードノウハウは非常に気になるところ。
長々と原田さんが手かげてきた商品やプログラムについて触れましたがさらに詳しい情報はこちらのページが参考になります。
【参考サイト】
アフィリエイター原田陽平さんが販売してきた評判のノウハウ・書籍・商品一覧
原田陽平さんとの出会いで変わったこと
原田さんのアフィリエイトセミナーに何度か参加したことがありますが、原田さんは目の付け所が他の人とは違うような気がします。
私がなかなかアフィリエイトで成果を出せなかったときは、原田さんのような柔軟な発想ができていなかったからではないかと感じています。
例えば、ダイエット系の商品を紹介するサイトではダイエットサプリやダイエット器具ばかりを紹介しがちですが、実は「グルメ系商品」も売れます。
例を挙げると、「ダイエットサプリ 脂肪燃焼」などのキーワードで訪れたお客さんの深層心理や趣味嗜好を探ってみると、そのお客さんは下記のような傾向を持っている可能性が高いです。
「食べることが好き」
「甘いもの、脂っこいものが好き」
「お酒が好き」
「日常的に運動不足」
「おしゃれをしたい」
「太っていると周りから言われたくない」
「痩せてモテたい」
など、検索してきたユーザーさんの需要を探ると、
ダイエットサプリやダイエット器具だけでなく、潜在的に「欲しい」と思っている商品がいくつも浮かび上がってきます。
「ダイエットサプリ 脂肪燃焼」
と入力してきたユーザーさんが思わず欲しくなってしまう商品を掲載しておけば購入してくれる人もいます。
また、潜在的な需要に関する商品やキーワードに気付くことができれば、他のサイトやページでサイト展開できます。
こうして、発想を転換して新たな需要をキャッチできるようになったのも、原田さんからの学びが大きかったです。
原田さんが以前おっしゃっていた言葉に「アフィリエイトで成功するには、一人きりで実践するよりも複数人の友人を持って共に邁進していくのが良い」というものがあります。
今に振り返ってみると、その考えが良くわかります。
以前は、「周りは全部ライバルだ。」とばかり考えてしまうところですが、全員で声を掛け合って日々スキルを磨くことが重要だと思います。
まとめ
私はこのブログで人様にアフィリエイトの方法を解説する記事を書いていますが、私も以前は1円も稼げない初心者アフィリエイターでした。
ですが、原田さんを始めとした様々な方々から学んだり刺激を受けたりして今日があります。
アフィリエイトで成功するには、きっかけも重要。
ですが、そのきっかけを生み出すには「アフィリエイトで成功するんだ!」という意思がなければ、そのチャンスに出会うこともできないと思います。
出会ったチャンスを無駄にすることなく、日々作業を積み重ねていけば希望していた売上は達成できます。
能力が高いとはいえない私でも、満足する結果は得られるようになりました。
私にできたことは、きっと誰にでもできると思います。
とにかく諦めずに作業を積み重ねていきましょう!
副業ブログのテーマ・コンセプトの決め方【稼げる・書けるテーマ選び】
ブログを構築したいけれど、
「ブログを始めるときに何を書いていいかわからない」
という人は多いと思います。
ブログを運営する際に必ず決めるべきなのが
「テーマとコンセプト」です。
この2つを定めずにブログを始めるとブログのスタンスがブレて、メディア自体の説得力や専門性の欠如が起きます。
この記事では、成功するブログメディアを構築するために、
・どのようにテーマとコンセプトを決めなければならないのか?
・テーマとコンセプトを設定するためには、どんな手順を踏むべきか?
という手順を解説していきます。
【ステップ1】自分が取り扱いたいテーマ・知識があるテーマを洗い出す
まず考えるべきは、
「突き詰めて書きたいものはなにか?」
「今の自分に書ける知識をすでに持っているか?」
を洗い出します。
好き・興味があるテーマは、書きやすいので記事を更新するスピードも上がります。
特に、専門性が強いテーマで、すでに知識がある分野は狙い目です。
知識や造詣が深い分、より掘り下げて書けるので専門性が強いブログに昇華できます。
今現在知識がなくても、「これから勉強して知識を身につけたい」という分野でもOK。
とにかく自分が興味を持てるジャンルを取り扱う方が効率もよく、ストレスもたまりません。
逆に、興味もなく、好きでもないテーマを取り扱うと、作業効率も下がりがち。
メディア展開スピードも下がります。
「興味がなくても。大きな収入につながる分野ならなんでもこなしてみせる」
という決意がある場合は、それらのテーマを選んでも良いですが、粛々とこなせるメンタリティーが必要です。
ただ、ブログの読み手は、「その分野を本当に愛している人なんだな」と感じるブロガーに対して、「この人のいう事なら信憑性がある」「この人が言うなら信用していいな」という信頼感を持ちます。
こんな印象を与えるには「自分が書き記したいテーマ」を選ぶことが大事です。
【ステップ2】テーマ・コンセプトを仮設定する
テーマを決める際には、同時にコンセプトも決めます。
「テーマ」と「コンセプト」は混同しがちですがそれぞれ意味が異なります。
テーマとは「主題・お題」にあたるものを指し、ジャンルとも言い換えられます。
一方、「コンセプト」とは、そのテーマをどのように取り上げ、掘り下げていくかという指針となるものです。
ビジネスであれば、顧客が求めている需要をどのようなルートで満たしていくか、とも言い換えられます。
お題に対して「どのような切り口・コンセプトで語るか?」というのがブログのスタンスになります。
テーマとコンセプトの例を挙げると、
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●スープカレー紹介ブログ
※全国各地のスープカレー店、カレー店のスープカレーを実食し、写真でレポートする。スープカレーファンが「ここに行ってみたいな」と感じるお店を紹介する。
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●ドローンのレビューブログ
- テーマ「ドローン」
- コンセプト「ドローンの機種別比較」
※製品ごとに異なる機能性や価格を比較し、実際に使用した感想などをレポートする。「ドローンが欲しい」と考えている人が、どれを選べばよいかがわかるブログ。
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●海外移住の知識ブログ
- テーマ「海外移住」
- コンセプト「海外移住を実現するための方法を実体験にもとづいて解説する」
※海外移住するならどこが良いか?どんなメリット・デメリットがあるか?どんな手続が必要か?日本の税金や年金は納める必要があるのか?などの細かい知識を伝える。
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というように、
- 「なにを」(テーマ)
- 「どのように紹介するか」(コンセプト)
という風に定めます。
「なにを」は、多くのブログ運営者と被ることが多いと思います。
被らない方が唯一無二の存在になれますが、ほぼ皆無なので被っても問題はありません。
一方「コンセプト」は、なるべく他者のブログメディアと違う切り口を設定することが、人気メディアになるためのポイントになります。
逆に、コンセプトに「独自性」がないと、そのメディアが存在する価値が発揮できません。
一方、独自性がなくても書き手の個性が強ければ問題ない場合もあります。
「イケメン俳優は多くいるが顔立ちのタイプが違う」というのに似ています。
ラーメンブログを運営している人は多くいますが、
- 元料理人のラーメンブログ
- 弁護士のラーメンブログ
という2つが存在していたとしたら、それぞれ個性と印象に違いがあります。
ブロガーの個性やパーソナリティを全面に出せる場合は、テーマやコンセプトや他者と被っていても存在感を発揮することもできます。
ですが、やはり一番は「独自性のあるコンセプト」を持つ方が、より大きいインパクトを残せます。
【ステップ3】ニーズはあるか?を調査する
ブログ・オウンドメディアで収入を得るために最も重要なのは、
需要があるテーマを選ぶことです。
需要が多いテーマは、企業のサイト・個人のサイトなど多くの競合がいます。
言い換えれば、需要が多いからこそビジネスとして多くのお金が動くと言えます。
需要が多い分、対象となる見込み客が多いため、Google検索で上位に表示された場合、非常に多くのアクセス・売上を獲得できる可能性が高いです。
一方、需要が少ないテーマの場合は、興味を持っている人口が少ないためライバルや競合サイトが少ない傾向にあります。
ライバルが少なければ、自分のブログをGoogle検索で上位に表示させることは難しくありません。
しかし検索上位を獲得できたとしても、そもそも需要自体が少ないため、動く金額の規模感は小さくなります。
大企業サイトや強力なインフルエンサーのような人気ブロガーと比較すると、これからブログメディアを構築する人は後発組。
後発組でも一定の成功を手にするためには、
・需要が多いのに供給を満たしていない斬新な切り口
・需要は少ないが、大きな金額が動くもの
・需要は少ないが、マニアックで希少性があるもの
などのいずれかを狙うのがコツです。
大事なのは、既存の人気メディアにはない「イノベーション」を持つと成功率は高まります。
例えば、今では当然の存在である価格比較サイト「価格.COM」は、登場した当時大きなイノベーションがありました。
各ネットショップや全国の小売店の商品価格を一括で比較し、最安で買えるお店を見つけられるという革新です。
以前、「この製品をなるべく安く買いたい」というニーズがあった場合、全国のショップのHPを一件ずつチェックしたり、いくつかのECサイトで商品価格をチェックする必要がありました。
「この不便さを解消して欲しい」というニーズを満たしたのが、「価格.COM」です。
「どこのお店が日本で一番安く買えるか」という情報を一瞬で検索できることは非常に便利で、革新的でした。
今では類似サイトもありますが、それでも価格比較サイトのダントツトップの知名度だと言っても過言ではありません。
【ステップ4】他社サイトを見て参考にしよう!テーマ・コンセプトの例
テーマ設定の際は、他者のサイトをリファレンスとするのが重要です。
多くのサイトをチェックしていくと、各サイトのオリジナル性やユニーク性が理解できるとともに、「〇〇の需要を満たしているサイトは無いかも?」という気付きも生まれます。
コンテンツの中身をコピーしたようなサイトは法的にもアウトですし、Google検索順位でも上位に表示されないのでご法度ですが、「学ぶために真似る」という考え方はOK。
ライバル他社を見ることで、自分がやるべきことが見えてきます。
テーマを決める際には、他社サイトを参考にしながら「どんなテーマをどんな風に伝えるか」という企画書のようなサイト概要を作っていくのがおすすめです。
サイト概要・企画書の例
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●ラーメン食べ歩きブログ
【何をどう書くか?】
全国のラーメン店で食べた「ラーメンの写真」と「住所・お店への行き方」など、情報と魅力を毎回伝える。
【読者に与える影響】「自分が知らないラーメン店を知ることができた。」「美味しそうなラーメンを知ることができた。」「近所にこんなラーメン店があることを初めて知った。」など、ラーメンに興味あるユーザーに新たな体験を促す。
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●資格取得・スキル習得サイト
【何をどう書くか?】
どの教材が読みやすくわかりやすかったか、どのスクールが良かったかなど実際の体験記のレポートや、知識・スキルの覚え方など、これから学ぼうとしている人に役立つ内容に仕上げる。
【読者に与える影響】「何から始めたらよいかわからなかったけれど、良い教材を買えた」「スクール選びの際にとても参考になった。スクールは高額なので失敗したくなかったので助かった。」「いまいち理解できなかったノウハウが理解できた」
などをレポートする。
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以上の2サイトのように「何をどう書くか」という項目と、読者に与える良い影響=ニーズをメモしていきます。
特に大事なのは
「どのように書くことで、このサイトを読んでくれる人にどんな価値を与えられるか?」
という点です。
大手サイトを例に挙げてみましょう。
料理レシピ動画サービス「クラシル」が読者に与えている価値は、
「料理のレシピ・作り方を1分程度の動画でわかりやすく解説している」
という点です。
以前、レシピサイトでトップに君臨した「クックパッド」は、テキストベースで手順が書かれているだけでしたが、「クラシル」は動画で解説することで「動画のマネをするように調理すれば料理が完成する」というわかりやすさが最大の強みです。
まるですぐそばに料理の先生がいるような感覚を与えてくれます。
・なにを
・どのように
を意識してコンセプトを設定すると、他者にはない強みを見つけられます。
「自分が書けるテーマはもう大きなサイトで書いているから参入しにくい…」と尻込みしてしまうこともあると思います。
ですが、そんなときは「どのように伝えるか?」という切り口を変えることで、他者にはないメディアコンセプトを持てます。
【ステップ4】テーマを決定する。
「1~4のステップを実践しても、なかなか良いテーマが見つからない。」
という場合は、下記のようなテーマ&コンセプトを参考にしてみてください。
製品レビュー系ブログの案
【テーマ(何を扱うか)】
・家電の比較とレビュー(冷蔵庫・掃除機・テレビ・洗濯機など)
【コンセプト(どのように語るか)】
・家電量販店の店員さんに聞いた良質な家電
・実際に使ってみて家電レビュー
【執筆・実践すること】
- 各メーカーのカタログで製品の機能や特徴を勉強する
- そのジャンルの家電には、どんな潜在的ニーズがあるかを調査する
- 自分が買いたいと感じた家電について、家電量販店の店員さんに相談する(冷やかしは迷惑をかけるので買う気で相談して学んだことを記事にする)
固有の料理専門の取材ブログの案
料理1品に絞り、全国のお店や通販で買える食品をレポートします。
ラーメン屋さんやパスタ屋さん巡りなどは写真映えも良いです。
【テーマ(何を扱うか)】
ラーメン・うどん店・そば屋・寿司屋・とんかつ・喫茶店・純喫茶・コーヒー店・餃子屋さん・パン屋さん
【コンセプト(どのように語るか)】
・お店に足を運んで実食。美味しかったお店のメニューを紹介する
【執筆・実践すること】
・自分が住んでいるエリア、県のお店から体験。その後他県を旅しながら体験する
・食事やお店の外観などの写真を撮影
・おすすめのメニューを店員さんや地元の方に聞いてみる
全国B級グルメなどでランクインしている料理は、全国にファンがいる可能性が高いです。
注意すべきは、美味しくないと感じたらブログには書かない方がいいです。
自分が美味しいと感じた、おすすめしたいと感じたお店の料理だけを取り上げることで、お店側にも迷惑はかかりません。
資格・スキル取得系のブログの案
【テーマ(何を扱うか)】
〇〇の資格・免許
【コンセプト(どのように語るか)】
- 資格取得までの具体的な方法、経験談
【執筆・実践すること】
- 実際にどんな勉強が必要か
- 自分が持っている資格を取ったことで得られたメリットを記述
資格を持っているのなら、その資格を取得するための概要やステップを解説してあげると、資格を取得しようと考えている人の役に立ちます。
その資格を持っているからこそ得られたメリットなども記載すると喜ばれます。
自動車運転免許取得の話だって参考になります。
警察のホームページや運転免許試験場のホームページでも、取得するまでの経緯は解説されていますが、具体的な取得手順や個人的な感想が読めるブログがあれば未取得状態の人にとっては役に立つコンテンツになります。
記事を書くために資格の勉強をするのもおすすめです。まるで体験取材のような形です。
時間はかかりますが、ブログコンテンツを作りながら資格も取得できてしまうので一石二鳥です。
お取り寄せ・全国の名店の通販食品レビューブログの案
【テーマ(何を扱うか)】
レトルトカレー・カップ麺・お菓子・贈答品など、ご当地カレーや、大手メーカーのレトルトカレーなど、様々な種類がある商品はブログのネタにも困りません。
【コンセプト(どのように語るか)】
- 贈り物にしたい美味しいお取り寄せ食品レビュー
- 毎日食べたいレトルト食品レビューブログ
【執筆・実践すること】
- 購入して実食した感想を記述
- 商品の外観の写真、食べる前の食品の写真を撮影して掲載する
カレーは熱烈なファンがいることや、国民食と呼ばれるほど慣れ親しんだ料理なので需要も多いです。
職業系ブログの案
【テーマ(何を扱うか)】
自分が経験した職業をコンテンツにする
【コンセプト(どのように語るか)】
- 〇〇の職業につくために身につけておきたいスキル
【執筆・実践すること】
- その仕事につくために必要なスキルや資格はなにか
- 実際に資格を取得するための勉強法
- その仕事で得られるメリット、収入など
- デメリットや就職先の情報
社外秘の情報を公言するのはご法度ですが、自分が経験してきたアルバイトや仕事について紹介するブログも役立ちます。
業種・企業によって仕事の内容や行程はさまざま。
その職業で得られる知識や、どんなスキルがあれば役立つか、どんなメリットがあるのか、収入の相場はいくらかなど、具体的な情報を記載すれば「この職業に興味あるんだけど、具体的にどんなことをやるんだろう?」と考えている人に役立ちます。
例えばコンビニエンスストアの仕事は、こなさなければいけない仕事がたくさんあるはずです。
これからコンビニでアルバイトをしようと思っている人の中には、「私にこなせるかな…?」と不安に思う人もいます。
そんな人に役立つコンテンツを書いてあげれば喜ばれるはずです。
社員・アルバイト問わず、業種によって仕事の内容は全く異なります。
飲食業・建設業・営業職・運送業・サービス業など仕事の数だけコンテンツになり得るネタはあるので是非検討してみてください。
まとめ
ブログのテーマを設定する際に念頭においておきたいのは、
- 読み手に「このブログ、勉強になるな」と感じさせられる記事を書けるか?
- 読みたい・知りたいと思っている人はいるか?
ということです。
ニーズがなければアクセスする人自体が少ないので、収入には結びつきにくいです。
一方、別の考え方もあります。
それはインフルエンサーのようなスタンスで「個人のキャラクター」をアピールするブログです。
良い例は、モデルや芸能人のブログです。
「〇〇が欲しい」と考えている人が検索するのは、顕在的なニーズのキーワードです。
ニーズには、顕在的ニーズと潜在的ニーズがあり、潜在的ニーズとは、読み手が「〇〇になりたい」という明確な願望でなく、頭の片隅で「こうなれたらいいな」と抱いているニーズです。
一方、ブロガーのブログに集まる人は「この人みたいになりたい」という潜在的なニーズに気づいていません。
例えば、肌がキレイなAさんという芸能人のブログには、「肌がキレイになりたい」と思っている読者が多い傾向があります。
「私はいつもこの化粧水を使っているよ」と紹介すると、読み手は「私も使ってみようかな」と思います。
自分自信が運営するブログメディアは、
「テーマ・コンセプトを全面に出すのか」
「〇〇の特徴を持っている自分のキャラクターを全面に出すのか」
で、運営方法が異なります。
すでに有名な人なら、後者の方法で構築してもよいですが、
まだ名前が知れていない場合は、専門性を構築するためにも「テーマ・コンセプト」をしっかり持って運営するのがおすすめです。
ブログ構築のステップを復習すると…
- ブログ(メディア)のテーマを仮決定する。
主にどんなことを書いていくか「サイトの主題」を決める。
候補をいくつか挙げるだけでもOKです。
- メディアのコンセプトを決める。
テーマとコンセプトは混同せず「読む人の需要をどのように満たせるか?」を決めます。
- 仮決定したテーマ・コンセプトに需要があるかをチェックする。
という手順で進めていきましょう。
最初は思いつくままに、自由に書き出していくのがおすすめです。
勢いが重要なので早速とりかかっていきましょう!
ブログ運営で副業収入は得られる?友人に教えたブログを収益化するための基礎
先日、友人からの連絡で「副業を始めたいと思っているので知恵を借りたいんだけど」と相談を受けました。
友人が勤めている会社では2022年春から副業が可能になり、
「何をするべきか悩んでいる」とのこと。
僕は以前勤めていた会社で2013年から副業が解禁。
自分はそれをきっかけに副業を開始しました。
自分の場合は、いわゆる「ブログ運営」で副業収入を得よう!と一念発起し、メディアを運営開始。
以前は複数のメディアを構築・更新していましたが、現在は最も収益性が高い1つのメディアに絞り、月間5万PVのメディアを運営しています。
「5万PVってそんなに人気サイトじゃないよね?」と思う方もいるかもしれませんが、ジャンルによっては十分稼げます。
もちろん月間10万PV、100万PVの大規模メディアとは大きな差がありますが、
・アドセンス広告
・アフィリエイト広告
を掲載することで、副業での収入額は本業を超える月もあります。
メディアを運営し始めて今年で9年目ですが、収入が発生し始めて月10万円の利益を得られるようになったのは2014年。
メディア運営を開始して1年ほどでした。
以前は知識がなかったこともあり、右往左往して1年もかかってしまいました。
ですが今は知識も増えたこともあり、もっと円滑に収益化できたな…と今は思います。
僕の実績はこれくらいにして、友人の相談内容に戻ります。
友人が希望する副業の条件は、
- できれば自宅でできる副業が理想
- パソコンは使えるのでネット系のビジネスを選びたい
- 本業が休みの土日には、旅行先や移動先でも副業の仕事もできるようにしたい
とのことだったので、ブログ・メディア運営はまさにピッタリ。
メディア運営での副業収入がある僕の実績が買われ、友人にメディア運営で収入を得る手順を伝えることになりました。
同時に、友人に伝えたメディア運営のノウハウをそのまま備忘録としてまとめたら、他の方にも役立つかと思い、このノートに連載していくことにしました。
また、友人の復習の教材にもなるかな?
と思ったことも要因です。
今回から定期的に更新していくので、是非購読してもらえればと思います。
他のサイトでも触れられているような基本的な知識も言及していくので、
見慣れている項目はスキップして頂いて構いません。
それでは早速本題に入っていきましょう。
副業に「ブログ・メディアサイト運営」を選ぶメリット
まずはブログ運営を副業として選ぶことのメリットを挙げておきます。
メリットを明確にしておけば、モチベーションを保てないときの支えになるのでチェックしておいてください。
- 作業時間の拘束がなく、自分次第で作業時間を決められる。毎日作業しなくてもOK
- パソコンとネット環境があればどこでも仕事ができる
- ネット環境はブログをアップするときだけあればOK。記事作成時はネット環境がなくても可能
- パソコンを使う方が早く作業できるが、スマホでも記事作成はできる
- 自分の趣味や経験を活かせる
- レッスンを受けたり勉強をしていることのアウトプットとして記事作成すると、レッスン復習になる&ブログのネタにできる
- WEBデザインやHTML・CSSのコーディングに触れられる(今は知識がなくてもOK)
- 接客ビジネスなどとは違い、自分が働いていない時間でも売上が発生する
- メディア運営の知識が身につく。人によってはWEB診断士などの職業に転職する人もいる
- メディアが育てば作業量に対してのリターンが大きくなる。1記事で年間数十万円の収入が発生することもザラにある
- ライター1人だけで制作するメディアでも、大企業が一目置くサイトを作ることも可能
- 会社を経営することに似ていて、かつ低予算で自分のビジネスを始められる
- 初期投資費用がほぼ必要ない
- 文章を書くスキルを高められる。表現力が増す
この中でも大きな魅力は、
- 自動販売機のように、サイト自体が自分の代わりに働いてくれる
- メディアは資産になる
- 人気メディアになると月の100万円以上の収入も可能
という点です。
ブログメディア運営が軌道に乗ると非常に多くのメリットが得られるのが大きな魅力。
また、人気メディアに成長させれば、会社を売買する「M&A」のようにメディアを売却することも可能です。
アクセス数が多いメディアであれば、1サイト数百万円での売却もザラにあります。
有名な例を挙げると、戸塚俊介さんという個人が運営されていた転職サイト「転職アンテナ」が10億円で売却された事例があります。
【参考】
10億円で売却された「転職アンテナ」のメディア特徴をWeb行動ログデータから徹底分析
個人で作り始めたメディアが10億円で売却できるなんて、10年前なら不思議な話だったかもしれませんが今は当たり前。
それほどWEBメディアの影響力は大きいんです。
もちろん、サイトを売却せずに自分で運営し続けて収入を得ていくことが基本ですが、このように作り上げたメディアを他者に販売して大きな収入を得ることもできます。
初めから売却目的でメディアを構築する人もいます。
ちなみに僕も以前、運営していたメディアを売却したことがあります。
毎日コツコツと記事を書き、全記事数は300ほど。月間約1万アクセスのサイトが200万円以上で売却できました。
ブログ運営副業のデメリット
ブログ運営は多くのメリットがある一方、デメリットもあります
- アルバイトなどの給料をもらう仕事とは違い、すぐには収入を得られない
- 月給制・時給制の仕事とは違い、収入額が確約されていない
- 収入につながるかは運営方法やテーマ次第。判断を誤ると数ヶ月作業してもほとんど収入が得られないこともある
- WEBサイトの構造や記事のアップロード方法など最低限の知識を身につける必要がある(ネットで検索すれば手軽に習得できます)
などです。
特に、時給・月給での収入ではないので、すぐに働いた分だけの収入が得られるものではないのが最大のデメリットです。
働いた時間分の収入をちゃんと得たいという人は、雇われる形で就業する方が向いています。
「自分のビジネスを確立して大きく稼ぎたい!」という野望を持っている人は、会社を起業するような感覚なのでメディア運営が向いていると思います。
ブログ運営が向いている人・向いていない人
ブログやWEBメディアの運営は、他の職種と同様、向いている人と向かない人がいます。
ブログ・WEBサイトメディアを運営する仕事は、基本的にパソコンの前での作業になります。コツコツとした作業の連続です。
適正がある人の場合はすんなり始められると思いますが、ブログ運営やSNS・サイト構築の知識が少なく、そもそもWEBメディア運営に興味がない人は不向きです。
もちろん、現時点では自分は向いていないと感じても「絶対にブログで収入を得るぞ!」というような「やる気」がある人なら大丈夫です。
最初はツラくても次第に作業に慣れ、作業スピードも上がっていくので、
「いつの間にかWEBライターとして一人前の実力を得ていた。」
なんてこともあります。
ブログ運営が向いている人
- 文章を書くのが得意・嫌いではない
- 自分のメディアを運営したいと思っている
- 自分が良いと感じたサービスやお店を紹介したい
- 自分が持っている知識を多くの人にシェアして役立ててもらいたいと思っている
- 質の良いメディアを制作し、いずれは法人化できるほどのメディアを作りたい
- 写真や動画を撮ることが好き
- 今は文章を書くのが苦手だが、執筆スキルを向上したいと思っている
- 物事を人に伝える、伝達が得意
などが挙げられます。
一つも当てはまらない場合、作業開始当初は少しツラく感じるかもしれませんが、すぐに慣れていきます。
やる気があれば問題ありません。
効率良く文章を書く方法や読みやすい文章構成を知ると、執筆スピードも上がり、読みやすい文章が書けるようになります。
書く力を育てることで、本業でのビジネスメールなどにも活かせることも魅力です。
ブログ運営の副業が向いていない人
- 文章を書くことが苦手・面倒
- コツコツ作業するのが苦手
- 三日坊主の癖がある
- 他者に役立つ良質なメディアを制作することよりも収入面ばかり気にしてしまう
- 手っ取り早く稼ぎたい人
などが挙げられます。
特に、「とにかく早く十分な収入を得たい。」という人は向いていません。
中長期的な視点で、「自分のビジネス(メディア)を成長させていきたい!」
と考えている人には向いています。
また、向いていない項目が当てはまるものが多い人でも、
「ブログで大きな収入を得られるようになりたい!」
と、しっかり決意して挑めば乗り越えられます。
実際、このnoteを書いている僕もパソコンで文章を書く作業は得意ではないですし、
1記事書くのに何時間もかかる場合もあります。
それでも着実にメディアを成長させられるので、やりがいを感じますし、月を追うごとにアクセス数が伸びているので高いモチベーションを維持できています。
苦手な作業があっても、「こうなりたい」「こんなサイトに仕上げたい」という目標を掲げれば着実に目標を達成していけます。
こんな人でも大丈夫!スキルがなくてもメディア運営を始められる
「SNSやブログくらいは書いたことはあるけど、稼げるブログを作るなんて難しそう…」
と、感じる人は多くいます。
- HTMLやCSSなどのプログラミング知識がない
- 文章を書くスピードが遅い。早くタイピングできない
- どんなことを書くブログにしたら良いかわからない
- 趣味や深い知識を持っている分野がない
上記のような心配・不安を持っている人でも問題なく稼げるブログが運営できるようになるので安心してください。
どんなビジネスでも、初めて経験するものは多くの不安を感じるもの。
自分に多くの経験があるビジネスでも、独立して起業するときには「やっていけるだろうか?」と不安や心配は感じます。
どんなことでも新しいことを始めるときはそういうものです。
過剰に不安を感じて立ち止まってしまうくらいなら行動してしまった方が賢明です。
何を書いたらいい?自分には書けるものがないと感じる場合
自分自身に多くの知識や経験がある人は、その経験の中に需要があるテーマがあるはずです。
専門職に就いていた人や、資格を持っている人は、知識はすでに自分の中にあるのであとは文章を書くだけ。
もちろん、検索結果で上位に表示されるための法則に則って
文章を書いていく必要はありますが、難しいことではありません。
「自分は資格も専門知識も無いんだけど…」という人は下記の項目をチェックしてみてください。
アクセスが集まるテーマやコンセプトは必ず見つかります。
- 趣味でラーメン屋・そば屋・パン屋巡りをしていた経験がある。現在もしている
- ワインやビールの飲み比べが趣味
- 有名菓子店のお菓子を定期的にチェックして購入している
- 毎月旅行やドライブに出かけて観光名所を巡っている
- 問屋や専門店など、商品を扱う仕事を経験したことで商品知識が豊富
- 普段から海外のアンティークの家具や食器を調べて購入している
- ゲームの攻略法について、少しでも他の人よりも詳しい
- 子供の頃に没頭した趣味があった
- 資格取得の勉強が趣味
- 車が趣味で、カーステレオ・ナビ・ホイールなど各パーツについて詳しい
- 競馬が趣味で、過去の競走馬について詳しい
などなど、経験があったり、趣味や興味があるものは自分に知識があったり、もっと知りたいと考えられるので、サイトのテーマにしやすいです。
好きなことだからこそ、文章を書くのがツラくなくなります。
また、趣味や詳しい知識が無い場合でも「前から気になっていた〇〇について学びたいな」と思っているテーマを選べばOK。
今は知識がなくてもこれから勉強すればいいだけです。
知りたい分野について知識を深めながらも、自分が学んだことや経験したことを生かして文章にしていけば記事コンテンツができます。
例えば資格を取得したいと考えている場合、資格取得までに「スクールに通うべきか?」「どんな教材を選んだか?」「学ぶまでに費用はどれくらいかかるのか?」など、知るべきことはたくさん。
自分が実際に体験すれば、書くことができます。
これから先、同じように資格取得したい人の参考になる情報を書き記せばいいんです。
その文章は他者の参考になるコンテンツとなり、メディアの評価も高まるという結果が得られます。
要するに、現在テーマが見つからない人でも、過去に経験したこと、これから経験したいことを想像すれば、自然をメディアのテーマとコンセプトは定まってきます。
是非、自分のメディアのテーマを考えてみてください。
下記のページでテーマを決めるためのステップを解説しているのでチェックしてみてください。
今回のまとめ・課題1
メディアの立ち上げは、会社の起業や、飲食店の開店に似ています。
会社やお店の売上が軌道に乗るまで、利益はほぼゼロ。
社員やスタッフの報酬は、主に貯蓄していた開業資金や借り入れ金から払い、運転資金を回します。
会社の成長とともに売上は安定し、借り入れをせずにお金が回っていき、やがて大きな売上を確保できるようになる。という流れです。
メディア運営の場合、自分だけで作業するなら人件費はほぼゼロ。
投資するのは自分自身の時間と労力だけです。
報酬が得られない時期が続いても、借金が増えるわけではないので会社を経営するよりも圧倒的に低リスクと言えます。
それでいて、起業と同じように自分のビジネスを持ち、成長を遂げられるのでリターンも大きいです。
ブログ運営を副業にするには苦労もあります。
特にブログ開始当初はほぼ収入を得られません。
※SNSでのフォロワーがいる場合は、ブログとSNSを連動させれば短期間で収入を得ることも可能です。
十分な収入を得られるようになるまでタダ働き状態になりますが、それはベンチャー起業でも同じ。
メディアが育てば多くの収入を得られるようにもなりますし、時間や仕事場所においても自由度の高いビジネスを構築できます。
メディアの規模が大きくなり、収益も大きくなれば法人化してさらなるステップアップも可能です。
現在はYOUTUBEやインスタグラムやツイッター・TikTokなどで多くの収益を得ている人もいますが、ブログサイト運営でも十分収入を得られます。
「YouTuberみたいなことはできないな…」という人でも、サイト運営なら顔を出さなくても運営できるので問題ありません。
すでにブログやメディアを運営しているけれど、アクセスが集まらない・収益化できていないという場合は、サイトの改善をすれば一気に成果が上がる場合もあります。
まず最初のステップとしてやるべきことは、
- ブログ(メディア)のテーマを決める。
- メディアのコンセプトを決める。
- サイトの名称(サイト名)を考えてみる
この3つです。
まずはここから決めていきましょう。
上記の3つを決める際のコツは次回の記事で解説していきます。
また次回の投稿をしばしお待ち下さい!